ウッドデッキには、使い方によって様々なタイプがあります。
手すりのないウッドデッキや、手すりのあるウッドデッキ、視線をカットした目隠しウッドデッキ、屋根の付いたウッドデッキ、下がカーポートになっているウッドデッキ、傾斜地のウッドデッキ、パーゴラと組み合わせたウッドデッキ、2階から出入りするウッドデッキなど、敷地条件やライフスタイル、使い勝手などによって様々なタイプがあります。
でも、初めにウッドデッキを設置しようと考えたとき、なにから始めたらいいのか、何をどう考えたらいいのか、わからなくなることはありませんか?
そんな時は、できるだけ多くの施工例をご覧になり、お客様のイメージを膨らませて頂くことが重要です。多くの施工写真を見て、イメージを膨らませてから、ご自身の家のウッドデッキを考えてみる。まずは、そこからスタートしませんか?
サク・手すりを設けないフラットなウッドデッキです。
サクのない分だけ広々した感じになり、お庭との一体感が生まれるウッドデッキです。一般的な階段を設置するよりも、幅広なステップにするケースが多いです。そのステップのデザインでウッドデッキ全体の印象が大きく変わります。
手すりを付けたウッドデッキです。
手すりは、転落防止など安全性を確保のために設置するのですが、それ以上に、ウッドデッキ全体のデザインに大きく関わってきます。サクの高さや、デザインで雰囲気が大きく変わってきます。
板材も角材も、元々は直線です。なのでウッドデッキは直線基調のデザインになります。ところがウッドデッキのデザインに、曲線を用いたいというお客様は意外と多くいらっしゃいます。ウッドデッキのデザインに曲線を用いると、お庭全体が柔らかい印象に生まれ変わります。
ベランダウッドデッキとは、2階の部屋から出入りするウッドデッキのことです。
ウッドデッキの床面が2階床面になるので、周囲の視線を気にすることなく、気ままにエクステリアライフ楽しむことができます。
カーポートの上をウッドデッキにしました。限られた敷地を、有効に利用しています。ウッドデッキの床面高は、2階のお部屋に合わせる場合と、段差のある敷地では、1階に合わせる場合もあります。
ウッドデッキの上に、雨除けの屋根を設置したタイプです。
屋根をつけることで雨水が直接木材にかからないので、ウッドデッキも長持ちします。屋根付きなので雨の日も気にならず、ウッドデッキでの楽しみが広がります。
ウッドデッキを楽しみたいけど、近隣の視線が気になる。そんなお客様にお勧めなのが、目隠しウッドデッキです。通常のウッドデッキに、目隠しフェンスを組み合わせたり、背の高いサクと組み合わせたりと手法は様々ですが、周囲からの視線がカットされるので、気ままなウッドデッキライフを楽しめます。
普通ではなかなか使えない変形敷地や傾斜地でも、自由生計のウッドデッキなら有効スペースに生まれ変わります。多くの場合、傾斜地に設置したウッドデッキは、眺めの良い快適なスペースになります。
パーゴラとは木製の「日よけ」のことです。直接降り注ぐ日光をさえぎり、ウッドデッキに快適な日陰を作り出します。ウッドデッキ上でより快適すごすためのアイテムですが、家屋のデザインアクセントになります。
門扉や水栓、収納、照明などウッドデッキライフを充実させるアイテムはたくさんあります。ウッドデッキそのものは、あくまでもベースとなるスペースを提供するだけです。そのスペースで何をして楽しむか。そこがポイントになります。
木材が最も腐りやす場所は、柱などの地面に近いところです。地面に接する上下30センチが最も腐りやすいところです。次に、柱のてっぺんも水分が入りやすく腐りやすい個所です。
さらに、接合部。たとえば、根太と床材を重ね合わせたところです。木材と木材の重ね合わせたところには狭い隙間ができるので、毛管現象で水が浸入しやすく、しかも乾燥しにくくなるので腐朽菌が発生しやすくなります。
当社のウッドデッキは、写真のように、土台となるコンクリート平板を設置し、金属製のアジャスターを柱に取り付けます。
このアジャスターは、微妙な水平レベルを調整する為だけでなく、木材が直接地面に接地しないようにすることで、シロアリ害や腐朽菌の発生を抑える役目をもっています。